弦をひとつ張ると ポーン と音をたてた。
博士は 汗だくになって 弦を張った。
次々に風を受け 鳴り出す弦の音は やがて複雑になり メロディになった。
「やっぱり! 思った通りだ!
これは“月”なんじゃなくて 風琴(ふうきん)だ!!」
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